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◆ はじめに ◆
中学校数学を学ぶ人が、動画教材を見てからノートにまとめるときに参考になるような内容を目指すとともに、教える人の目線でも参考になるように考えて記事を書いたつもりです。いずれも2πr(にーぱいあーる)の見解でしかないのですが、よかったら参考にしてください。
また、この動画教材を使った自分なりの勉強の仕方で迷っているときは、ブログ「動画教材を使った勉強の仕方」を参考にしてください。サイト内検索で探す場合は、カテゴリー「勉強の仕方」で検索するとすぐ見つかります。アーカイブ(月単位)ならば「2018 6月」で検索してください。
動画教材へのリンク 1202_01_文字式の表し方のきまりが理解できる_説明_by_2πr(にーぱいあーる)
動画教材へのリンク 1202_01_文字式の表し方のきまりが理解できる_練習問題_by_2πr(にーぱいあーる)
動画教材へのリンク 1202_02_文字式の表し方のきまりが理解できる_練習問題_by_2πr(にーぱいあーる)
動画教材へのリンク 1202_03_文字式の表し方のきまりが理解できる_フラッシュトレーニング_by_2πr(にーぱいあーる)
動画教材へのリンク 1202_04_文字式の表し方のきまりが理解できる_フラッシュトレーニング_by_2πr(にーぱいあーる)
◆ 「簡単に表す」が大切な理由 ◆
数式をできるだけ簡単に表すことは、伝える側にとっても、受け取る側にとってもよいことです。
伝える側にとっては、時間と鉛筆(ボーペンのインク・・・)の節約になります。なによりも、ごちゃごちゃした式よりもスッキリした式の方が頭を整理しやすくなります。
受け取る側にとっては、
-1×(2×A)×(2×A) よりも -(2A)² と書いてあった方が見やすいですよね?
だから、「見ただけで何が書いてあるかわかりやすくなる(伝わりやすくなる)」といえます。当然、受け取る側にとっても時間の節約にもなります。
これらのことは、数式が複雑になればなるほど実感できます。
想像してみてください。×÷の省略なしに、先頭項の正の符号や加法の記号+(たす)の省略なしに、つまり「項を並べた式」を使わずに、複雑な式が書かれている世界を・・・
どうでしょう?
「文字式を簡単に表す」ことの大切さがわかってもらえたでしょうか。
◆ 「簡単に表す」のポイント ◆
式をただ簡単に表せばよいというわけではありません。一番大切なことは「省略しても、元(もと)の式が確実に相手に伝わる」という点です。
別な言葉でいえば「誰が見ても、同じ元の数式が浮かぶ」という当たり前のことが最も大切なポイントです。
簡単に表された数式が見る相手によっていろいろな数式が浮かぶような省略ルール(きまりのこと)では、混乱して、無駄な時間が増えるだけです。
このような理由から、数学は「しっかりしたルール」をつくって、その「しっかりしたルール」をみんなで学ぶことが大切になるのです。
ですから、このテーマの動画教材を学ぶときには「本当に誰が見ても、元の数式が浮かぶようになっている?」、「別な式と思われることはない?」という見方で、チェックしながら学ぶことが本当のポイントになります。
それと、分数やカッコが関わる数式はややこしいので、できるだけ詳しく解説したつもりです。このことについてはいろいろな場面で繰り返し触れているので、本当のポイントを忘れずに学ぶことをおすすめします (^_-)v
◆ フラッシュトレーニングのすすめ ◆
文字式の表し方のきまりをしっかり身につけるために、フラッシュトレーニングをおすすめします。
2πr(にーぱいあーる)が現役数学教師だったころ、フラッシュトレーニング用のパワーポイント教材をプロジェクタで黒板等に投影して、考える時間を5秒程度に決めて「先生がハイッといったら、生徒が大声で答えをいう」という形式で実践したことがあります。
クラスの雰囲気にもよりますが、テンポよく進めるとおおむねうまくいきます。もちろん、ひとりで学習するときでもできます。
「1202_03_文字式の表し方のきまりが理解できる_フラッシュトレーニング」も「1202_04_文字式の表し方のきまりが理解できる_フラッシュトレーニング」も、考える時間は5秒として制作しましたが、ひとりひとりの状況に合わせて考える時間をきめてかまいません。
動画教材の場合は一時停止を利用することになりますが、パワーポイント教材ならばそこらへんは自由自在です。
興味がある人は自作してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、動画教材の元になっている2πr(にーぱいあーる)が制作したパワーポイント教材は、いまのところ公開する予定はありません m(_ _)m
今回は、以上です。
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